メノポハンドとは?更年期の手の痛みとNHKで紹介された解決方法とは

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このような、手の痛みや不調に悩んでいませんか?

最近、手が痛いのよね!特に甲の部分が…

指の関節が動きにくい…年齢的な部分もあるのかな?

小指の第一関節が曲がってしまい痛い!しかも曲げにくい…

親指の付け根、手首の付け根が痛くなる治るかなぁ…

病院に行っても「指の使い過ぎ」「加齢」と診断され、痛み止めやテーピングなどの一時的な処置しか受けられず、結局痛みを抱えたまま日々を過ごしている方は多いのではないでしょうか?

しかし、この症状は早期であれば改善が見込めるようです。
先日NHKのあさイチで放送されていた「手の不調」の内容を深掘りしてみました。
手の不調を感じている方はぜひ参考にしてみてください。

目次

手の痛みや変形は予防できる!更年期症状との関係性

NHK「あさイチ」で放送された内容によると、手の痛みや変形の症状は予防でき、痛みなども緩和される可能性があるようです。その根拠となっているのが、女性420人を対象にした調査です。

その根拠となっているのが、女性420人を対象にした調査です。
40代から60代にかけて手の不調で病院を受診する人が増え、ちょうど女性ホルモンのエストロゲンが急激に低下する更年期頃と重なります。
つまり、手の症状はエストロゲンの減少で起こる更年期症状の一つと考えられているのです。
そのため、更年期の対策をすれば手の痛みや変形も改善するのではないかと期待されています。

手の外科学会は、症状が悪化する前の初期段階で積極的に対策を始めるよう、PRを始めました。
症状の悪化を食い止めるためには、

1.エストロゲンと似た働きをする物質を摂取する
2.エクササイズを65歳頃までセルフケアとして続ける

また、治療法の進歩により、加齢で変形した指の改善が見込めるようになりました。
さらに、出産後の手の痛みや、家族歴に指の変形がある場合は、将来的に同じような症状が出る可能性も高まるようです。

この時期、更年期(メノポーズ)前後の女性に多くみられる手の痛みや変形、しびれなどの症状を「メノポハンド」と呼ぶようです。詳しくは日本手外科学会のホームページで確認してみてください。

手の痛みは更年期?症状を緩和させる2つの対策方法とは

メノポハンドは、更年期における女性ホルモン(エストロゲン)の急激な減少でおこる手の不調です。

症状
痛み: 指の関節や付け根、手のひらに痛みが生じます。
変形: 指の関節が曲がったり、変形したりします。(ヘバーデン結節、ブシャール結節など)
しびれ: 指先や手のひらにしびれや感覚の麻痺が生じます。
その他: 手のこわばり、握力の低下、細かい作業がしづらいなどの症状が現れることもあります。

手の不調の初期症状として痛み、こわばり、変形などが現れ、7~10年かけて徐々に進行するようです。小指の痛みだけでも放置すると、他の指にも変形や痛みが出る可能性があります。悪化を防ぐためにも、メノポハンドの時期に適切な対策をとることが大切です。

手に症状がある場合は、手の専門医を受診することをおすすめします。
各都道府県に専門医がいるので、ぜひ調べてみてください。
専門医がいる病院では、問診、レントゲン、必要ならMRI、血液検査などを行い、背景にリウマチや膠原病など別の大きな病気が隠れていないかを調べます。
これらの病気が否定され、更年期由来の症状、つまりメノポハンドと診断されれば、痛みを取るための安静、装具、対症療法などが行われます。最近では、低下してきたエストロゲンの機能を補うような代替療法も推奨されているようですよ!

大きな病気の可能性が排除されて更年期によるものだとなった場合の対策を2つ紹介します。

対策1エストロゲンと似た働きの物質を摂取

エストロゲンと同じ働きをするエクオールを摂取することが有効な手段の一つです。

更年期以降の女性580人がエクオールを3ヶ月服用した結果、約6割の人が手の動かしやすさや痛みの症状が緩和されたようです。

エクオールには、大豆食品から摂取する方法とサプリメントで摂取する方法の2つがあります。

エクオールが体内で作れる人と作れない人がいるため、まずは自分がどちらのタイプかを知ることが重要です。市販の検査キット(尿検査)で調べることができ、検査機関に送ると約1週間で結果が分かります。
エクオール検査をした体験談気になる方はこちらも読んでみて
https://notchild.com/2025/03/06/hand-pain/



サプリメントで摂取する場合の選び方

サプリメントで摂取する場合は、以下の点に注意して選びましょう。

  • エクオールの含有量:1日量が10mg以上であること
  • イソフラボン表示:イソフラボン表示のものはエクオールに換算すると量が少なくなる場合があります。エクオールの量をしっかり確認しましょう。

食事で大豆製品を摂取する場合の目安

食事から大豆製品を摂取する場合は、以下の量を参考に1日10mgのエクオールを目指すと良いでしょう。

  • 豆腐 2/3丁
  • 豆乳 200cc
  • 納豆 2パック

これらの大豆製品を組み合わせて、バランスの良い食事を心がけましょう

エクオール摂取の注意点
  • 大豆アレルギーの人は注意が必要です。
  • 1日の摂取目安量を守りましょう。
エクオールの摂取期間と費用
  • 更年期症状の緩和が目的であれば、62~63歳から65歳くらいまでが目安です。
  • 骨粗鬆症や関節の変形、痛みなどの予防には、できる限り飲み続けることがよいでしょう。
  • エクオールはサプリメントなので、保険適用外です。
  • 費用は1ヶ月あたり4,000円~6,000円程度のものが多いです。

対策2エクササイズでセルフケア

手のエクササイズは、痛みを感じたら中止してください

手のひらストレッチ(しびれ・痛みの改善)
肘を伸ばし、手のひらを上に向けもう片方の手で伸ばす
ポイント
肘をまっぐにし腕をしっかりと伸ばす
10秒間キープする反対側も同じように行う
1回7セットを行う

指先合わせ
親指の根元にあるCM関節の動きをよくし可動域を維持する
親指を他の指(人さし指・中指・薬指・小指)順番につけ3秒キープ
1回7セット行う
ポイント
親指の先端を押さない・力を入れすぎない

関節プッシュ(変形予防)
テーブルなど平らな台で手を広げる
反対の人さし指で人さし指・中指・薬指・小指の第一関節を3秒押す
ポイント
指の付け根の筋肉(親指と人差し指の間)がかたくなっていればOK

無理をしない
力を入れすぎたり、急激に力を入れたりすると関節や腱に負担がかかります。
エクササイズはゆっくりやりましょう。
詳しくは日本手外科学会のホームページで確認してみてください

手の不調を悪化させるNG習慣

普段何気なくしている手の使い方も、症状を悪化させる原因になっていることがあります。
例えば台拭きタオル絞りです。

  • 台拭き: 指先に力を入れてゴシゴシ拭くと、指の関節に大きな負担がかかります。手のひら全体でゆっくりと拭くようにしましょう。
  • タオル絞り: 指の力でギュッと絞ると、小さな関節に負担がかかりやすいです。肩や肘など、大きな関節を使って絞るようにしましょう。

その他にも、草むしり洗濯バサミを使うなど、同じようなつまむ動作の繰り返しは、手の痛みを悪化させる原因になります。指に力を入れずに肩・肘・手首など大きな関節を動かす。数回にわけるゆっくり行うとよいでしょう

手の痛みを和らげる便利グッズ

手の痛みを和らげるために、便利なグッズも活用してみましょう。

  • シャンプーブラシ: 指を立てて洗髪すると、指の関節に負担がかかります。ブラシを使うことで、力を入れずに洗うことができます。
  • 読書スタンド: 本を持つ必要がないので、手に力が入らず楽に読書ができます。
  • グリップ付きカトラリー: 鉛筆やスプーンなどの柄にスポンジやシリコン製のグリップをつけることで、持ちやすくなり、指への負担を軽減できます。
  • ペットボトルオープナー: 固いペットボトルの蓋も、オープナーを使えば簡単に開けられます。

介護用品やネットでも購入できるようです。気になった方は探してみてくださいね。



手の痛みが悪化しても治療は可能!産後の予兆にも注意

手の痛みが強くなり、日常生活に支障をきたす場合でも、治療方法はあります
特に、関節の動かしづらさや握る力が弱くなった場合、人工関節を入れる手術が選択肢の一つです。

この手術を受けることで、痛みの軽減が期待でき、再び手を動かしやすくなる可能性があります。
ただし、術後のリハビリは必要になります。

また、『出産後に手の痛み』を感じたことはありませんか?
これは、ホルモンの変化による一時的な影響かもしれませんが、
出産後はエストロゲン(女性ホルモン)の急激な減少が起こり、
「プチ更年期」のような状態になるため、関節の違和感や痛みが生じることがあります。

通常は授乳期が終わると自然に改善しますが、
その後の更年期に再び痛みが出る可能性が高いとされています。

今すぐエクオールを摂取する必要はありませんが、
更年期が近づいてきたら、手の痛みや関節の違和感に対する対策を考えておくとよいでしょう。

まとめ

今まで、老化や手のつかいすぎで片付けられることが多かった手の痛みや不調は、更年期女性に多く見られる「メノポハンド」の可能性があることがわかりました。これは、女性ホルモン(エストロゲン)の急激な減少が原因と考えられています。

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早期の対策
・専門医への受診(手外科)
・エストロゲンと似た働きをする物質を摂取する(エクオール)
・エクササイズを65歳頃までセルフケアとして続けることで、
症状の緩和や進行の抑制が期待できます。

参考サイト
日本手外科学会
手外科専門医・平瀬雄一氏
エクササイズ
京都大学医学部付属病院リハビリ科教授・池口良輔氏
NHK,『あさイチ、手の不調』

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